PR

ニュース 経済

NY株、終値も2万ドル割れ 「トランプ上げ相場」帳消し

ニューヨーク証券取引所(ロイター)
ニューヨーク証券取引所(ロイター)
その他の写真を見る(1/2枚)

 【ワシントン=塩原永久】18日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反落し、前日比1338・46ドル安の1万9898・92ドルで取引を終えた。投資家が新型コロナウイルスの感染拡大による景気下振れを懸念。終値で節目の2万ドルを下回り、2017年2月以来、約3年1カ月ぶりの安値を記録した。トランプ米政権発足後の上昇幅がほぼ帳消しとなった計算だ。

 米国や欧州で集会や移動を制限する感染封じ込め策が拡大。企業の販売や生産に悪影響を及ぼす警戒感が強まった。

 前日は米政権が検討する経済対策が1兆ドル(約107兆円)規模と伝わり、ダウは大幅上昇したが、18日は取引開始直後から急落。主要株式指標の下落率が規定を超え、取引を一時停止する「サーキットブレーカー」が発動された。発動は今月4度目。

 ダウは一時1万9千ドルを割り込んだ。2月上旬につけた史上最高値から下げ幅は約9600ドルに達した。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は344・94ポイント安の6989・84。

 銘柄別では、航空大手の下げが目立ち、デルタ航空の下落率が26%、ユナイテッド航空が30%に達した。原油価格の低迷で石油のシェブロンも22%下げた。

 一方、18日のニューヨーク原油先物相場で、指標の米国産標準油種(WTI)の4月渡しが前日比6・58ドル(24・4%)安の1バレル=20・37ドルに急落。2002年2月以来、約18年1カ月ぶりの安値をつけた。

 新型コロナ感染拡大を受けた経済活動の停滞で、原油需要が細るとの見通しから売りが膨らんだ。

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ