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ETF含み損2兆~3兆円 日銀、株価大幅下落で

参院財政金融委員会で答弁を行う日銀・黒田東彦総裁(左)右は麻生太郎副総理兼財務相=18日午前、国会・参院第3委員会室(春名中撮影)
参院財政金融委員会で答弁を行う日銀・黒田東彦総裁(左)右は麻生太郎副総理兼財務相=18日午前、国会・参院第3委員会室(春名中撮影)

 日銀の黒田東彦総裁は18日の参院財政金融委員会で、日銀が保有する上場投資信託(ETF)について、時価が購入時の価格を下回る「含み損」が現時点で2兆~3兆円生じていると明らかにした。株価が2月以降、大幅に下落しているためで、日銀の財務悪化につながる恐れがある。共産党の大門実紀史氏への答弁。

 日銀は16日の金融政策決定会合で、ETFの年間購入枠を約6兆円から約12兆円に倍増させる追加金融緩和を決めた。黒田氏はETFの購入拡大の決定に関し「欧米に比べて株価の変動が抑制されており、一定の効果がある」と述べた。2兆~3兆円の含み損は「粗い試算だ」と説明した。

 黒田氏は今月、日経平均株価が1万9500円程度を割り込むと、含み損が発生すると指摘しており、一段の買い入れには批判も出そうだ。日銀は金融緩和策の一環でETFを買っており、昨年9月末時点で約27兆円分を保有していた。

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