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日本郵政、かんぽ不正の違反件数2170件に

かんぽ生命など日本郵政グループが入るビルの看板=東京都千代田区(鴨川一也撮影)
かんぽ生命など日本郵政グループが入るビルの看板=東京都千代田区(鴨川一也撮影)

 日本郵政グループは13日、かんぽ生命保険の不正販売問題を受けた業務改善計画の進捗状況を金融庁と総務省に報告した。社内調査で認定した法令違反や社内規定違反などの不正件数は、2月29日時点で計2170件と同19日時点より409件増えた。不正に関与した郵便局員は278人増え1725人に上った。調査途中のため、さらに膨らむ見通しだ。

 同日会見した日本郵政の木下範子執行役は業務改善計画で示した社内調査や再発防止策について「全体としておおむね計画通りに進捗している」との見解を述べた。

 販売ノルマや手当の抜本的見直しや内部監査部門の強化などの対策はすでに実行。勧誘時や契約時のやり取りを録音で記録し、保険契約に至る経過を可視化する仕組みも月内に試行を開始する。かんぽ生命の加藤進康常務執行役は「長期スパンで実行するものは前倒しでできるようにしたい」との意向を示した。

 保険販売の業務停止処分が解ける4月以降の販売再開については「現在検討中で具体的に申し上げるのは難しい」(木下氏)との言及にとどめた。

 保険料の二重徴収など顧客に不利益を与えた可能性がある約18万3千件の調査では、不正が疑われる契約が約1万3千件あった。そのうち、2月29日時点で虚偽説明などの法令違反と判定したのは174件、関与した局員は203人、高齢者の家族同席などの社内規定違反は1996件、関与した局員は1522人だった。違反の有無の判定は3月末までに完了する予定。違反者に対しては保険販売資格の剥奪や一時停止などの処分を行う方針だ。

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