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新型コロナ影響? 乳酸菌飲料・食品、じわり伸長

 乳酸菌を使った飲料・食品の中でも機能系をうたう商品の売り上げが好調だ。伸長し始めた時期は1月20日頃と、新型コロナウイルスの感染拡大が報道された時期と重なる。衛生商品の品不足が解消されない中、健康意識の高い消費者を中心に、巣ごもり対策と体調管理の自衛策として需要が増えいてるようだ。

 インフルエンザ流行期に販売が伸びる明治の乳酸菌食品「明治プロビオヨーグルトR-1」ブランドは、2月24日~3月1日の出荷数量が1月13~19日と比べ30%増となった。一斉休校の開始で小売業者からの引き合いが殺到したこともあり、3月6日以降は「ドリンクタイプ2品目については出荷制限を設けて安定供給に努めている」(広報担当者は)状況だ。

 ハウスウェルネスフーズの「まもり高める乳酸菌L-137」は2月に入り、パウダー状の乳酸菌を袋に小分けした粉末タイプの商品(3品目)がドラッグストアで売り上げが急増。2月の出荷金額は前年同期比2・5倍と伸長した。

 キリンホールディングスが発見した「プラズマ乳酸菌」を採用する「iMUSE(イミューズ)」ブランドでは、「イミューズ 水」などキリンビバレッジの飲料2品目で、通販サイトでの1週間の販売数量が1月20日以前と以後では2~3倍に急伸。2月の総出荷数量は前年同月比約3倍で着地した。アサヒ飲料の「守る働く乳酸菌」も、1月21日~2月25日のブランド合計販売数量は、直前5週間(12月16日~1月20日)比2割増だった。

 新型コロナウイルスの感染報告が相次いだ2月は、高齢者など抵抗力の弱い人への注意喚起、手洗いや手指消毒といった、風邪やインフルエンザなどと同様の感染症対策が奨励された時期で、販売伸長中の商品は健康管理や抵抗力向上を想起させる点が共通する。メーカー関係者は「感染症に対し食べ物で抵抗力をアップしようと自衛意識が高まり、連想ゲームのように乳酸菌へと行きつき、一斉休校で巣ごもり需要が大きくなったからではないか」と推察している。(日野稚子)

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