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株式会社フィデアが、メキシコ・ミチョアカン州のクラフトメスカル(蒸留酒)「ドンマテオ」の販売を本日より開始。非常に地域性の高い珍しい原料を使用

株式会社フィデア

 クプレアータ・マンソサウアジョ(セニーソ)・アルト(イナエキデンス)の3種。丁寧なつくりと濃厚な味わいが特徴

 株式会社フィデアが、メキシコ・ミチョアカン州のクラフトメスカル(蒸留酒)「ドンマテオ (Don Mateo)」の販売を開始しました。メスカルとは、リュウゼツランからできるお酒の総称で、原産地呼称産品であるため、公式にはメキシコの9つの州でのみ生産されている蒸留酒です。「ドンマテオ」社はミチョアカン州にあり、クプレアータ・マンソサウアジョ(セニーソ)・アルト(イナエキデンス)等、非常に地域性の高い珍しい原料を使ったメスカルを生産している。2020年2月17日より販売を開始する。また、ドン・マテオは、日本でも販売されているプレミアムテキーラ・カスカウィンのカスカウィン蒸留所がタテマドを立ち上げた際に指導を行ったマエストロによる伝統のメスカルで、非常に丁寧につくられていることが分かる、濃密でしっかりした味わいが特徴的です。

今回新たに販売されるメスカル三種

 三種とも製造方法は同じですが、原料となるアガベの品種がそれぞれ異なります。アガベは、外側の部分を切り離し、ピニャと呼ばれる球形の根の部分を使い、それを糖化させ、発酵させて蒸留させます。また、糖化の際にピニャを蒸し焼きにする地中に掘られた大きな穴の「タテマド」が特徴で、独特のスモーキーテイストを醸し出します。

ピニャ
ピニャを蒸し焼きにする「タテマド」が特徴

【商品ラインナップ】

ドンマテオ クプレアータ

 クプレアータ 750ml 46度

 ミチョアカン州のバルザス川流域に分布するアガベ。同じくバルザス川流域であるプエブラやゲレーロでもしばしばメスカルに用いられます。後味にハチミツや黄色系の花蜜香を感じ、ロングフィニッシュでミントや新鮮なハーブの爽快感も覚えます。ドン・マテオでは8年もののクプレアタを用い、バランスの良いメスカルに仕上げています。

 メスカル協会三浦氏による テイスティング コメント:

 ローストアガベの香り、パイナップル、ペッパー、ミネラル

ドンマテオ アルト

 アルト 750ml 46度

 メスカルに使用できる52種類のアガベのひとつであるものの、稀少種であることから実際にはあまり製品を見かけることのないアガベです。ドン・マテオでは10年の成熟を経たものを使用し、とても芳醇でエレガントなアロマが特長です。熱した岩とオーク材で球茎部を焼くという伝統技術によって生み出されたスモーキーな風味と、ハーバルトーンが際立つフルーティーなアロマが特徴的です。

 「アルト」はアガヴェ「イナエキデンス」のミチョアカン州でのローカル名。ライシージャで使われるが、メスカルでは珍しいものとなっています。

 メスカル協会三浦氏による テイスティング コメント:

 ローズマリー、松、ペッパー、干し草、グレープフルーツ

ドンマテオ マンソサウアジョ

 マンソサウアジョ(セニーソ) 750ml 48度

 現地名ではセニーソとも呼ばれるが、実際にはデュランゴ州等のセニーソとは異なり、アロケーニョの変種になります。ドン・マテオでは8年ものを使用。アルコールとアガベの一体感を口内で強く感じます。アルコール度数の割にはさほど飲み辛くはなく、スモーキーで湿った石の様な特徴付けられたとても余韻の長いアロマを確認する事が出来ます。

 ミチョアカン州サワヨでは、Agave Americanaの一種を古くからCenizoと呼んでいたが、2018年にCRMによりドゥランゴ州のCenizoだけに制限されたため、古くから地域で使われていたアガベの名前に変更された。

 メスカル協会三浦氏による テイスティング コメント:

 ローストアガベの香り、若干の苦み、ペッパー、ミネラルのニュアンス。

 余韻はそれほど長くない。

 また、日本でも販売され、テレビ番組でも取り上げられ話題となった日本人テキーラ職人景田哲夫氏が所属するカスカウイン蒸留所とも深いつながりがあり、古くから使われている地中を使ったオーブンである「タテマド」の製作技術指導なども、ドンマテオ社のエミリオ氏は行っている。メスカル協会の三浦氏も、家族経営として代々続くドンマテオ社のメスカルを高く評価しており、日本のみなさんにぜひ楽しんでもらいたいと太鼓判を押している。

メスカル協会三浦氏、フィデア津田氏、ドンマテオ社エミリオ氏と娘さん、テキーラ職人景田哲夫氏

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