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「創立以来最大の危機」日本郵政社長に就任した増田寛也氏が年頭あいさつ

役職員らに年頭のあいさつをする日本郵政の増田寛也社長=6日、東京都千代田区
役職員らに年頭のあいさつをする日本郵政の増田寛也社長=6日、東京都千代田区

 日本郵政の社長に6日就任した元総務相の増田寛也氏(68)は同日、グループ役職員に対する年頭のあいさつを行い、かんぽ生命保険の不正販売問題について「創立以来、最大の危機と受け止めている」の見解を示し、「一刻も早く全容を解明して、顧客の不利益を解消する。再発防止策を講じ、一歩一歩信頼を回復していかなければならない」との所感を表明した。

 日本郵政は同日に増田氏を新社長に迎え、新経営陣を発足。増田氏は都内の本社でグループの役職員150人にあいさつした。増田氏は「社員一同が危機感を共有し、緊張感を持ってやるべきことをしていく必要がある。うつむいて立ち止まっていることはあってはならない」と訴えた。

 さらに、会社にとって良いニュースと悪いニュースがあるとした上で、「悪いニュースこそすぐに知らせてほしい」と注文を付けた。不正販売問題では情報が経営陣に伝わらずに事態を悪化させたことを踏まえ、「悪いニュースに対しアンテナを高くして解決策に取り組むことを心がけたい」と強調した。

 増田氏の他にかんぽ生命の千田哲也社長(59)と、日本郵便の衣川和秀社長(62)も6日付で就任した。増田氏は「まさに新しい郵政グループとして今生まれ変わらなければならない」と語り、不正販売の全容解明や再発防止の陣頭指揮を執って、失墜した顧客の信頼の回復を急ぐ考えを示した。

 金融庁と総務省は昨年12月27日、かんぽ生命の保険の新規販売業務を今月1日から3カ月間停止する行政処分を出した。これを受け、日本郵政の長門正貢社長(71)、かんぽ生命の植平光彦社長(63)、日本郵便の横山邦男社長(63)の3首脳が5日に引責辞任した。

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