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今年の景気はどうなる 前半は足踏み、五輪後に回復傾向

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 ■5G商用化、何が変わる? 革新サービス創出も 万福博之

 私たちの暮らしを一変させる第5世代(5G)移動通信システムの商用サービスが今春に始まる。高速通信のスマートフォン端末を皮切りに、新体感を実現するVR(仮想現実)やAR(拡張現実)サービスなどもお披露目される。超高速・大容量で低遅延の通信ができる情報基盤は「自動運転」や「遠隔医療」などを実現し、暮らしや産業構造を根底から変える。

 「まずはスマホだが、スマホと連携して多様なサービスが実現していく」とNTTドコモの吉沢和弘社長は展望を語る。5G対応スマホが販売されれば、動画などをよりスムーズに視聴できるようになる。端末は「10万円超の高級モデルが中心になる」(関係者)。一方、通信料金は「現行の4Gから大幅に上げることはない」(携帯幹部)ようだが、毎月使うデータ容量が使い放題のプランが主流になる可能性が高い。

 全国的に5Gの基地局網が整備されるのは令和4年頃の見込み。このため、スマホと連動したサービスは当初、「限られたエリアで特別な体験価値として提供される」(KDDIの高橋誠社長)。主力コンテンツ候補がVRやARなどを使ったサービスだ。ソフトバンクはVRゴーグルを装着して仮想空間で音楽イベントを楽しめる試験サービスを昨年実施したが、東京五輪・パラリンピックでもVRやARを使った臨場感ある観戦が提案されそうだ。

 5Gは4Gまでの通信速度に加え、低遅延、多数同時接続が進化するため、あらゆる産業を高度化し、成長のエンジンになることが期待される。KDDIは3月、カメラで撮影した高精細な映像を高速・低遅延で伝送し、店舗滞在時間などをAIで分析する「AIカメラ」の企業向け提供を始める。5GとAIを組み合わせるなどして革新的なサービスを創出するため、業種の垣根を越えた協業は、今後さらに熱を帯びそうだ。

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