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拉致被害者帰国の機長がラストフライト ピーチ副社長

ラストフライトを終え、記念写真に収まる角城健次さん(右から3人目)=3日午後、関西国際空港
ラストフライトを終え、記念写真に収まる角城健次さん(右から3人目)=3日午後、関西国際空港

 平成14年10月、北朝鮮から拉致被害者5人が帰国したときの政府チャーター機の機長を務め、その後は格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションの副社長でパイロットも兼務する角城(かくじょう)健次さん(67)が3日、現役最後の飛行を終え、引退した。

 角城さんは昭和49年に全日空に入社し、平成2年に伊丹(大阪)-宮崎便で機長として初フライト。23年にピーチに移籍し、取締役に就任後も現役の機長として搭乗を続け、総飛行時間は約1万5160時間に及んだ。堺市出身で、ピーチの「名物」となった関西弁による機内アナウンスでも親しまれた。

 航空機のパイロットは国土交通省の規定で67歳までと定められており、ラストフライトでは乗客約160人を乗せて宮崎空港を離陸し、3日夕、関西国際空港に到着。ピーチの井上慎一社長らがセレモニーを開き、角城さんの労をねぎらった。

 角城さんはパイロットとして4回、北朝鮮への渡航を経験。報道陣に対して拉致被害者が帰国した当時について、「羽田空港に到着し、5人がタラップを下りて家族と抱き合ったのをみて、『大変な思いをしたのだな』と初めて実感した」と振り返った。

 今後も引き続き安全統括管理者として後進の指導に当たる。

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