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米原油、70年ぶり純輸出 月間、シェール拡大で

 【ワシントン=塩原永久】米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が29日発表した原油・石油製品の月間統計によると、9月は輸出が輸入を1日当たり8万9000バレル上回った。米ブルームバーグ通信によると、米国は月間ベースで70年ぶりに純輸出国に転じたことになる。

 9月の輸出は日量875万7000バレルで、前年同月比18%増だった。輸入は866万8000バレルと同12%減った。

 EIAは今年1月、新型原油シェールオイルの生産拡大を背景に、米国が2020年に年間ベースで純輸出国になると予測する報告書を公表。米政府はその後も輸出量が輸入量を上回る傾向が長期的に続くとの見方を示している。

 米国では、地下の「頁岩(けつがん)」に含まれる原油や天然ガスを採掘する技術革新「シェール革命」で産出量が拡大。2018年に45年ぶりに原油生産量の世界トップとなった。

 米国は1953年からエネルギー純輸入国だった。自国での生産が増えれば、中東への依存度が低下して米国の中東外交に影響を及ぼしたり、国際市況に対する石油輸出国機構(OPEC)の影響力が低下したりする可能性が指摘されている。

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