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スルガ銀、借金棒引き検討 不正融資シェアハウスを対象

スルガ銀行本店=静岡県沼津市(飯田耕司撮影)
スルガ銀行本店=静岡県沼津市(飯田耕司撮影)

 シェアハウス向けに不正な融資をしていたスルガ銀行が、所有者が土地や建物を手放した場合に限って債務の解消を検討していることが20日分かった。実現すれば、事実上の借金棒引きとなる。シェアハウスのオーナーは救済措置を一貫して求めており、スルガ銀には不正融資問題に区切りを付けて経営再建を急ぐ狙いがあるとみられる。

 ただ、シェアハウスの所有者側の弁護団は「銀行側との主張にはまだ隔たりがある」と説明しており、協議が難航する可能性もある。スルガ銀から借り入れをしたシェアハウスのオーナーには会社員も多い。

 スルガ銀のシェアハウス向け融資残高は9月末時点で1992億円。このうち4割超で返済が3カ月以上滞っている。スルガ銀は多額の貸倒引当金を既に計上しており、借金の棒引きに応じても財務的な負担は限定的とみられる。

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