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GAFAの一角崩せるか ヤフーLINE統合 国内では1億人経済圏、海外での勝機は

 ただ、世界の壁は分厚い。一部の地域を除いて、全世界で利用されているグーグルは1日に数億回の検索が行われており、フェイスブックも月間利用者数が23億8千万人と、扱うデータは桁違い。研究開発投資でも大きく水をあけられている。アマゾンは2兆円を超えており、グーグルとアップル、フェイスブックも1兆円前後を投じる。

 加えて、成長市場のアジアは、群雄割拠の様相を呈している。アマゾンはインド事業の拡大が近年の成長を支える。アップルも主力のスマホ「iPhone」で廉価モデルを拡充させており、欧米向けの高価格路線を転換した。テンセントをはじめとした中国ITも食指を動かす。

 ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は中国を代表する企業に成長したアリババグループを約20年前に見いだした。出資した東南アジアの配車サービス「Grab(グラブ)」は、対話アプリや宅配、金融など、いち早く“スーパーアプリ”化に成功している。ソフトバンク陣営が“勝者総取り”のIT分野で勝負するには、今後も巨額投資を重ね、買収戦略を繰り返す必要がある。投資先の経営悪化が業績に直結する危険と隣り合わせの大物狙いは当面続きそうだ。(高木克聡)

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