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経常黒字10兆3382億円 19年度上半期、3・3%減

財務省
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 財務省が11日発表した令和元年度上期(4~9月)の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支は前年同期比3・3%減の10兆3382億円の黒字だった。米中貿易摩擦などの影響で輸出が減少し、輸入の減少幅を上回ったため、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が赤字に転化したことが響いた。

 貿易収支は241億円の赤字だった。輸出は37兆5796億円で6・1%減少。主に中国向けの自動車部品、半導体製造装置などの落ち込みが目立った。米中摩擦などの影響で中国経済が減速していることが背景にあるとみられる。

 輸入も中東地域からの液化天然ガスや原油などが減少し37兆6038億円と3・3%減少した。財務省の担当者は「数量、金額ともに落ちている」と話した。

 海外投資で生じた利子や配当の動向を表す第1次所得収支の黒字は11兆3079億円で30億円の微減だった。サービス収支は2711億円の赤字だった。

 同時に発表された9月の国際収支速報では経常収支が前年同月比12・5%減の1兆6129億円の黒字だった。

 旅行者のお金の出入りを示す「旅行収支」は9月としては過去最高となる1503億円の黒字だった。韓国からの旅行者は58%減少したが、9月に開幕したラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会により、欧州や北米、オーストラリアからの観光客が増加したことが影響した。

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