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成田空港に3本目の滑走路 国交省が初の基本計画改定

 国土交通省は5日、成田空港の発着枠拡大などの機能強化に向け、成田空港の基本計画を改定した。3500メートルの滑走路を新設することが柱で、令和12年をめどに滑走路は現行の2本から3本となる。年間発着枠も1・7倍の50万回に達し、政府目標の「12年に訪日客6千万人」に寄与することが期待される。基本計画の改定は昭和41年の策定以来初めて。

 新基本計画では、供用中のA滑走路とB滑走路を斜めにほぼ横切って設置予定だった横風対応用のC滑走路計画を撤廃し、AとBに平行する位置にC滑走路を新設することを決定。さらにB滑走路を2500メートルから3500メートルに伸ばすことを盛り込んだ。いずれの工事も2020年代の完成を目指す。滑走路の新設と延伸に伴い、空港敷地面積も約1500ヘクタールから約2600ヘクタールへ大幅に拡大する。

 一方、反対闘争を経て開港した経緯を踏まえて、「空港の設置管理は航空機騒音などによる障害防止、生活環境改善などを着実に実施しつつ行う」との事項も盛り込んだ。

 成田空港の滑走路新設などの変更は、成田国際空港株式会社法で国土交通相の定める基本計画に適合することが定められており、同社が今後、施設変更を申請し、国の許可を受けて整備を開始する。昨年3月、国や地元自治体と同社が機能強化の方針について合意していた。赤羽一嘉国交相は5日の記者会見で「国際競争力強化のため、航空の需要を取り込むことが不可欠」と話した。

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