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トヨタグループが販売世界首位に 1~9月、初の800万台超でVW超え

トヨタ自動車のロゴ
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 トヨタ自動車は30日、今年1~9月のグループ世界販売台数(ダイハツ工業と日野自動車を含む)が前年同期比2・2%増の805万6884台だったと発表した。独フォルクスワーゲン(VW)グループの800万5300台を超え、世界トップとなった。1~9月期での800万台超えは初めてという。

 VWが18日に発表した1~9月の世界販売は最大の市場である中国で2・8%減となったほか北米でも減らし、全体では前年同期比1・5%減だった。

 これに対し、トヨタグループは海外販売を前年からほぼ横ばいで維持しつつ、日本国内を7・1%増の184万3513台とした。

 今年度上期(4~9月)では前年度同期比3・1%増の545万4430台となり、上期として4年度連続で過去最高を更新した。トヨタ単体(レクサスを含む)としては3・2%増で、日本では新型スポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」の好調や消費税率アップ前の多少の駆け込み需要が寄与して10・8%増、中国ではレクサスや新型車の好調で8・9%増だったことが奏功した。

 このほかの日本自動車メーカーも30日、今年度上期の世界販売実績を公表。ホンダは、中国で新型車やハイブリッド車(HV)の好調から2割近く台数を増やしたことで、2・0%増の264万台となった。

 日産自動車は、新型車の投入が進んでないことや新車への生産切り替え時期であることも重なって全地域で販売を減らし、7・0%減の253万461台に。日産と企業連合を組む三菱自動車は、主力市場のインドネシアで販売を減らしたが日本では9・3%増と好調で、全体としては0・4%減の微減(59万1889台)にとどめた。

 スズキは17・2%減の740万7895台で、6年度ぶりに前年度同期を割り込んだ。主力のインド市場が自動車ローン審査の厳格化が続くなどして26・5%減と8年度ぶりに前年度同期の実績を割りこんだことと、国内での完成検査不正問題を受けた生産ペース減の影響が重なった。パキスタンの通貨安も影響した。

 マツダも8年度ぶりの減となる73万550台(8・2%減)。米中市場の減速に加え、米国では消費動向の変化でセダンの売れ行きが低調なことに加え、中国では新車への切り替えが遅れていることが影響したという。

 SUBARU(スバル)は、主力の米国販売の好調が続いたことで、上期、下期を通じ半期として過去最高の台数となる54万5375台を記録。前年度同期比では0・6%増で、8期連続プラスとなった。ただ、9月の米国販売台数は前年度同月比9・4%減の5万1659台で、94カ月ぶりに前年度同期を割り込んだ。「新車切り替え期で在庫が販売店に行き届かなかったことなどが主因で、販売自体は好調」としている。

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