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【鉄道新時代】MaaS参入競争始まる 主役は鉄道 スムーズな移動サービスで実証実験めじろ押し

 「そこにグーグルやウーバー・テクノロジーズなどの米IT企業が自動運転レベル4(運転手が関与しない高度運転自動化)でモビリティー(交通手段による移動)サービスに参入。市場を奪われかねない自動車メーカーがこぞってMaaSに着目した。それだけ鉄道に近づいているといえる。つまり所有からシェア、手動運転から自動運転だ。ともに関わっているのが鉄道であり、絶好のポジションにいるといえる」

 --鉄道のレベルは

 「レベル1は検索ソフトなどを利用して迷わずに目的地に行ける情報提供。レベル2は予約・決済の統合。交通系ICカードを使って鉄道だけでなくバスなどの交通機関に加え、商業施設での買い物代も支払える。レベル3になると運営システムが加わる。土日乗り放題やエリア内でのサブスクリプション(定額制)だ」

 --今後の展開は

 「レベル4は政策の統合でこれから。スマートシティーの実現に向けて、鉄道やバスなどの公共機関、自動車メーカー、通信・IT、不動産などモビリティーの周辺産業が参入。互いに手を組んでMaaSの考えを取り入れた連携した街をつくる。住民・利用者、関係事業者がウィンウィン(相互利益)になる仕組みをつくらないとうまくいかない。模索が始まった段階だ」

 --将来のMaaSの姿は

 「理想は東京の自宅からパリまでバスや鉄道、飛行機などを利用しながら最適ルートで一気通貫で行けるようになること。MaaSで世界をつなげたい」(松岡健夫)

     ◇

【プロフィル】須田義大(すだ・よしひろ) 東大工学部卒、昭和62年同大大学院工学系研究科博士課程修了。法政大を経て、平成2年東大生産技術研究所助教授、12年同教授。26年次世代モビリティ研究センター長、30年から現職。60歳。東京都出身。

     ◇◇

鉄道技術展

 ▽開催期間:11月27日(水)~29日(金)。午前10時から午後5時まで。

 ▽場所:幕張メッセ(千葉市美浜区)

 ▽入場料:2000円(招待券持参者、インターネットからの事前登録者は無料)

 ▽主催:フジサンケイビジネスアイ

 ▽後援:国土交通省、経済産業省、文部科学省、千葉県、千葉市など

 詳細はwww.mtij.jp

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