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【大学最前線 この人に聞く】創立以来の実践「リベラルアーツ」 立教大学 郭洋春総長(下)

インタビューに答える郭洋春総長。その内容は「100年キャリア」から「『本物』のおもてなし」まで多岐にわたった=東京・池袋の立教大学(酒巻俊介撮影)
インタビューに答える郭洋春総長。その内容は「100年キャリア」から「『本物』のおもてなし」まで多岐にわたった=東京・池袋の立教大学(酒巻俊介撮影)
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 〈来春にあたる2019年度卒業見込みの大学生の就職活動は今月初めに各企業が一斉に行った内定式の開催をもって大きな山を越えた。今年は「インターンシップの浸透」「短期内々定」などがキーワードとなったが、現3年生を中心とした20年度卒業見込みの大学生については日本経済団体連合会(経団連)による「就活ルール」が廃止されることから、先行きが不透明となっている。「キャリアの立教」は伝統のリベラルアーツ(教養)教育と「就活」をどう両立させてゆくのだろう〉

うれしいサプライズ

 「昨年9月、経団連の中西宏明会長が、『就活ルールの廃止』に言及し、翌月、経団連が正式決定したさい、われわれ大学関係者のなかで『それは困る』『ちょっと待ってほしい』『どうなっているのか』-などさまざまな声が上がりました。そこで企業と大学の意思疎通をはかり、未来社会『Society5.0』(※)における人材育成や今後の採用とインターンシップのあり方についての認識を共有するために経団連と国公私立大学のトップで構成される『採用と大学教育の未来に関する産学協議会』が立ち上がり、今年1月から集中して議論を重ねてこられました。

 そして4月下旬、『中間とりまとめと共同宣言』が発表されたのですが、その第1章『Society5.0時代に求められる人材と大学教育』の冒頭でこう述べています。

 『Society5.0時代の人材には、最終的な専門分野が文系・理系であることを問わず、リテラシー(数理的推論・データ分析力、論理的文章表現力、外国語コミュニケーション力など)、論理的思考力と規範的判断力、課題発見・解決能力、未来社会の構想・設計力、高度専門職に必要な知識・能力が求められ、これらを身につけるためには、基盤となるリベラルアーツ教育が重要である』

 この一節は私や本学関係者にとって、『うれしいサプライズ』また『思いがけないごほうび』でした」

 --と、いいますと?

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