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【台風19号】固定・携帯電話各社、対策に先手 ソフトバンクは移動基地局など配備

KDDIの移動基地局車=東京都新宿区
KDDIの移動基地局車=東京都新宿区
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 大型で非常に強い台風19号の接近に備え、固定・携帯電話各社は早期の対策準備に乗り出している。9月の台風15号で千葉県内を中心に固定電話回線、インターネットの光回線の不通や、携帯電話の停波が相次いだことを踏まえ、通常より手厚い体制を敷き、早めの備えに動いている。

 NTT東日本は7日に「警戒本部」を早々に立ち上げ、営業エリア全17都道県で速やかに復旧作業などに動けるように人員がそれぞれの持ち場で警戒態勢に入った。「自治体との連携もより緊密にとっている」(広報室)。

 電話局では浸水を防ぐための防水板の設置や、暴風による飛散対策として建物の周囲からの資材などの撤去を推進。また、停電しても電話局で通信設備を稼働できるよう移動電源車の配備の準備にも着手した。

 台風15号では千葉県内で破損した通信ケーブルの張り替えなど復旧作業に全国から約7600人もの人員を動員したが、今回は広域被害が予想されることもあり、「復旧に当たる人員をどう手配できるかがなかなか読み切れない」(同)。

 携帯大手3社も11日までに対策本部をそれぞれ立ち上げ、通常の台風に比べ、通信網の保守に必要な人員や機材の配備に先手を打って取り組んでいる。KDDIは台風の上陸パターンや影響を複数想定しながら、移動基地局や車載基地局などを適切に配備できるように体制整備に入った。

 一方、ソフトバンクは台風被害の影響を受ける可能性が高い地域に対して、移動基地局車や移動電源車、可搬型発電機など復旧に必要な機材を先行して移動し始めた。被害が生じる前の配備は異例の措置だが「人員体制も含め、通常の台風接近時より手厚い準備を行う」と担当者は語る。

 NTTドコモは災害対策や復旧支援を行う人員が本社や現地拠点で24時間途切れることがないように臨時の人員シフトを整えた。また、離島などでも速やかな復旧支援を行うため、予め近隣の拠点に人員を移動させておき、暴風域を抜けたら迅速に対応できるように準備を整えている。

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