PR

ニュース 経済

豚コレラ対策、防疫体制を強化 群馬県、追加補正9億円提案 山本一太知事「新たなステージ」

4日、豚コレラ感染疑いのある野生イノシシが見つかり緊急会見に臨む山本一太知事=群馬県庁(柳原一哉撮影)
4日、豚コレラ感染疑いのある野生イノシシが見つかり緊急会見に臨む山本一太知事=群馬県庁(柳原一哉撮影)

 群馬県は9日、豚コレラの防疫体制を強化するため新たな対策を取りまとめ、総額8億9623万円の補正予算案を開会中の議会に追加提案した。県内は野生イノシシの感染続発により蔓延(まんえん)リスクが急速に高まっており、山本一太知事は「(感染拡大が)新たなステージに入った」と危機感を表明していた。

 追加の緊急対策では、生産者支援として国の補助事業を活用し、監視対象農場(13カ所)からの飼育豚などの早期出荷を促す奨励金を出す。豚舎を一旦空にして消毒を徹底してもらい蔓延防止を図る狙い。飼育豚に予防的ワクチンの接種を早期に実現できるよう経費6億円も盛り込んだ。

 野生イノシシの捕獲強化を進める予算では、市町村の機材導入などを補助する。このほか、ウイルスの拡散防止のため林業従事者らに消毒薬を配布する経費も計上した。

 また、野生イノシシの感染続発を受けて県は庁内の体制強化により対策を加速させる必要があると判断。畜産課内の家畜衛生係を「家畜防疫対策室」に改組した上で、人員も4人から3倍近い11人態勢に増強し、防疫業務を充実させる。同室を15日付で設置する。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ