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FRB議長、利下げに含み 金利市場安定へ保有資産拡大

パウエル米FRB議長=9月、ワシントン(共同)
パウエル米FRB議長=9月、ワシントン(共同)

 【ワシントン=塩原永久】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は8日、米中貿易摩擦などを念頭に「好ましい経済見通しへのリスクがある」と述べ、追加利下げの準備があるとの認識を示唆した。また短期金利市場を安定させるため、保有資産を増やす方針を表明した。資産拡大は金融緩和の効果がある。

 パウエル氏は米コロラド州で講演し、最近の就業者の増加ペースが、以前より「より緩やか」になったと指摘した。貿易摩擦を受けた海外の経済減速に懸念を示し、「持続的な成長を支える適切な行動をとる」と利下げに含みを残した。

 FRBは今月29~30日に金融政策会合を開く。講演を受けて金融市場では、7月と9月に続く3回連続の利下げを決めるとの予測が急上昇した。

 金融機関が資金をやりとりする短期市場で、9月以降、資金不足から金利が急上昇する事態が頻発。パウエル氏は対応策として、国債などを買い入れる保有資産拡大を「近く公表する」と述べた。ただ、「大規模な資産買い取り策と混同してはならない」とし、景気を後押しするための量的緩和ではないと強調した。

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