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「前進へふさわしいリーダー」 内田次期社長決定で日産が記者会見

新体制を発表する日産自動車の独立社外取締役取締役会の木村康議長、独立社外取締役筆頭独立取締役指名委員会の豊田正和委員長=8日午後、横浜市西区(古厩正樹撮影)
新体制を発表する日産自動車の独立社外取締役取締役会の木村康議長、独立社外取締役筆頭独立取締役指名委員会の豊田正和委員長=8日午後、横浜市西区(古厩正樹撮影)

 日産自動車は8日、社長兼最高経営責任者(CEO)を先月辞任した西川(さいかわ)広人氏(65)の後任に、内田誠専務執行役員(53)が就く人事案を決めた。同日、指名委員会の報告を受けて取締役会で決議した。また、最高執行責任者(COO)に三菱自動車COOのアシュワニ・グプタ氏(49)を、副COOに関潤専務執行役員(58)を充てて「集団指導体制」(木村康取締役会議長)を構築。前会長、カルロス・ゴーン被告の事件後の混乱収拾、低迷する業績の回復に加え、企業連合を組む仏ルノーとの関係再構築が大きな課題となる。

 三菱自の社内手続きなども必要なため、発令は来年1月1日付までとした。

 木村氏は取締役会後に記者会見を開き、「内田氏は今後の日産を前進させるのにふさわしいリーダーだと判断した。新しい日産の再建に全社一丸で取り組んでほしい」と述べた。

 内田氏は現在、日産の中国の現地法人「東風汽車有限公司」総裁を務めている。グプタ氏はホンダを経て平成18年にルノーに入社し、26年から小型商用車部門の幹部として活躍。その間、日産でも働いており、今年4月から三菱自COO。企業連合内の3社全てで経験を持つ。関氏は防衛大卒の異色の技術畑で昭和61年に日産入社。内田氏の前任の東風汽車総裁で、今年5月に本社の業績回復担当役員となった。

 日産は今年6月に指名委員会等設置会社に移行。社外取締役中心の指名委で人選していた。指名委は約100人をリストアップし、面談するなどして絞った。当初は外部人材も選択肢としていたが「トップを務める強い思いを持つ人がいい」(日産幹部)として、内部昇格に落ち着いた。

 日産は西川氏の辞任後からCEOを代行している山内康裕COO(63)について、新体制での役職は未定だとした。

内田誠氏(うちだ・まこと)同志社大卒。平成3年日商岩井。15年日産。28年常務執行役員アライアンス購買担当。30年専務執行役員、中国の現地法人「東風汽車有限公司」総裁。53歳。

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