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三菱UFJ銀と三井住友銀がATM共通化

三菱UFJ銀行と三井住友銀行のカードが利用可能なことを伝える、三菱UFJ銀行ATMコーナーの掲示=22日午後、東京都千代田区(古厩正樹撮影)
三菱UFJ銀行と三井住友銀行のカードが利用可能なことを伝える、三菱UFJ銀行ATMコーナーの掲示=22日午後、東京都千代田区(古厩正樹撮影)

 三菱UFJ銀行と三井住友銀行は22日、銀行の店舗外にあるATM(現金自動預払機)を互いに開放する共通化を始めた。どちらかの銀行に口座があれば、平日の日中ならこれまで108円かかった手数料が無料になる。超低金利の長期化で収益力が低下する中、人口減少や現金を使わないキャッシュレス化の進展で利用者の減少が見込まれるATM網の効率化を図る。

 対象は駅構内や商業施設などにあるATMで、両行合わせて約2800カ所。計600~700カ所のATMは近接しているため順次廃止する方向で、年数十億円の経費節減を見込む。

 今後は店舗内ATMの共通化や、両行以外の銀行の参入も検討したい考えだ。3メガバンクではみずほ銀行が加わっておらず、動向が注目されている。

 日本銀行の大規模な金融緩和策が続き、銀行業界は利ざや(貸出金利と預金金利の差)の縮小に苦しんでいる。収益水準の維持に向け経営効率化は喫緊の課題だ。米中貿易摩擦の激化で日銀が追加緩和に踏み切るとの観測もある中、業界内では口座維持手数料を検討する動きもあり、利用者の理解を得るためにも一層のコスト削減が求められる。

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