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アジアで最終益100億円へ SOMPOHD、旅行保険など注力

 損害保険大手のSOMPOホールディングス(HD)は13日、アジア太平洋地域の事業戦略について発表し、同地域での最終利益を現状の約37億円から令和5年に約100億円に引き上げる方針を明かした。東南アジアを中心に、訪日客向けの旅行保険の販売地域を拡大する。旅行中に利用できる新たなサービスを保険に付与することで、アジアでの保険ニーズの取り込みを目指す。

 同社がタイやシンガポールで販売している訪日客向けの旅行保険を、来年までにフィリピン、インドネシア、マレーシア、ベトナムの4カ国向けにも売り出す。日本でけがをした際の治療費補償など同保険の加入者が利用できるサービスに、新たにスマートフォンで目的地やルートを検索できる機能や、専用の割引クーポンや旅行情報を配信するサービスなども加える。

 さらに、スマホのアプリやウェブサイトを通じて保険商品の購入から保険金請求まで行えるよう利便性を向上させ、同地域での旅行保険の販売を4年後に現在の10倍程度に引き上げたい考えだ。また、東南アジアを中心に需要が増えている自動車保険の拡販も図る。

 同社アジア地域の最高執行責任者(COO)を勤める笹沼靖弘氏は「今後は東南アジア諸国連合(ASEAN)が保険販売のメーン市場になる」と強調。訪日客数がさらに増加するとの見解を示した上で、「旅行保険は日本の保険を知ってもらう良い機会となる」と期待を込めた。

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