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西川氏「ゴーン氏らは本当に悔いてほしい」「全部やりきれず申し訳ない」

会見する日産自動車の西川広人社長=9日午後、横浜市西区日産自動車グローバル本社(古厩正樹撮影)
会見する日産自動車の西川広人社長=9日午後、横浜市西区日産自動車グローバル本社(古厩正樹撮影)

 日産自動車の西川広人社長は9日夜、取締役会議長の木村康社外取締役ら取締役会の要請で16日付の社長辞任が決まったことを受け、記者会見で謝罪と“新生日産”への期待を語った。

 紺のスーツに白っぽい開襟シャツで会見場にあらわれ、神妙な面持ちでマイクを握った西川氏はまず、謝罪の言葉から口にした。

 「私が社長になって以降、完成検査の問題、ゴーン事件、業績不振と、過去のうみが相当噴き出した時期だった。本来なら全てを整理して次の世代に渡すところだが全部やりきれず、大変申し訳なく思っている。株主のみなさま、お客さま、従業員、みなさまにお世話になった。道半ばでバトンタッチすることを、お許しいただきたい」

 マイクを左右の手で何度も持ち替えながら、次のように自負も口にした。

 「だが新たなガバナンス(企業統治)を立ち上げ、『指名委員会等設置会社』に移行できたのは大きな節目だった」。

 ゴーン事件の反省から、取締役会を社外取締役主体にし、経営の執行と監督の機能を分離するガバナンス改革。自身の今回の辞任も、まさにこうした改革の効果の一つでもある。

 木村氏がこれに先立つ記者会見で、「西川氏は最近も辞任意向を表明していた」と語っていたが、西川氏自身は「辞める意思はずっと持っていた。できる限り、早い段階でけじめをつけて次に引き継ぎたい気持ちがあった」と述懐。「だいぶ時間かかったが(ゴーン被告らの不正の)社内調査が終わり、大きな意味で次のステップに進める。ある意味で区切りが付いた。やや早いタイミングだが、取締役会で議論して辞任を決めた」と語った。

 後任者選定を行う、社外取締役による「指名委員会」の議論について、「私の方で『とにかく早くやりましょう』とスピードを相当早めていただいた」と明かし、辞任しても「後継にそんなに迷惑かけないタイミングとして選んだ」と強調した。

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