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KDDI、電動キックボード実験公開 実用化探る

LIMEの電動キックボードの実験に参加した、同社でアジア太平洋地域の政府戦略責任者を務めるミチェル・プライスさん(左端)ら=7日、福岡市東区
LIMEの電動キックボードの実験に参加した、同社でアジア太平洋地域の政府戦略責任者を務めるミチェル・プライスさん(左端)ら=7日、福岡市東区

 KDDIは7日、福岡市東区で、世界25カ国で展開している電動キックボードのシェアリングサービス大手、米LIME(ライム)と電動キックボードの実証実験・試乗会を行った。KDDIは8月、傘下のファンドを通じてLIMEに出資を発表。電動キックボードを旅行者らに新たな交通手段として提供するため、福岡市での実験を通じて実用化の可能性を探る考え。

 電動キックボードは立ったまま足で蹴って進む通常のキックボードに、電動モーターを付けた乗り物。試乗会は福岡市東区の公園で行われた。

 一度、足で蹴って勢いを付けた後で右ハンドルの出力調節レバーを押すと、モーターの力で最高速度20キロ程度までスムーズに加速した。ブレーキは自転車などと同様に左ハンドルのブレーキバーを握ったり、後輪を覆うカバーを足で上から押さえることで可能だが、勢いがつくと制御するのが難しく感じた。

 電動キックボードは2017年からシェアリングサービスとして急速に普及が進んでおり、電車など既存交通機関の補完に加え、環境負荷の軽減にもつながると期待される。欧米では自転車と違ってまたがなくても乗れるため、スーツ姿の男性や女性にも人気が高まっているという。小型で折りたためるので設置スペースは少なくて済み、シェアリングサービスでは1回200~300円程度で利用できる。

 国内でも米国大手や国内事業者が福岡市や千葉市などで実験を進めている。運転には原付免許が必要になるため、事業者からは「手軽に乗りにくい」として規制緩和を求める声が上がっている。福岡市は2月、電動キックボードを自転車と同様に免許無しで乗れるように国家戦略特区会議で特区申請するなど、普及に注力している。

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