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アジア依存構造、日韓で不透明に 需要拡大も続く関西空港

関西国際空港の第一ターミナル
関西国際空港の第一ターミナル

 4日に開港25年を迎える関西国際空港は、外国人旅客数が増加を続けており、空港を運営する関西エアポートにとっては、需要拡大に対応したターミナル拡充などの投資が大きな経営課題となっている。一方、中国をはじめアジアからの旅客に依存した構造が強まった結果、日韓関係の悪化など国際情勢や世界経済に左右されるリスクが高まっており、不透明感も漂い始めている。

 関空の国際線旅客数は平成23年度の1011万人から7年連続で増加し、30年度には2289万人に達した。関西エアは今年度、国内線を合わせた総旅客数3千万人の達成を見込む。

 「伸びに一番勢いがあるのは中国。次いで、東南アジアからのお客さんだ」

 関西エアの広報担当者はそう語る。関空から昨年入国した外国人のうち中国人は30・1%を占め、前年まで1位だった韓国人(28・3%)を抜いた。中国の航空会社の新規就航が相次いでおり、ターミナルでは中国語が飛び交う。

 関空の国際線旅客数は成田空港に次いで国内2位だが、アジアからの旅客数では成田をしのぐ。関西エアの山(やま)谷(や)佳之社長は「関空からアジアのお客さんを迎え、関西各地に送り出すビジネスモデルができている」と自信を深める。

 こうした状況を踏まえ、関西エアは主力の第1ターミナルの改修を計画。2025年大阪・関西万博までに約1千億円を投資し、受け入れ可能な年間旅客数を1千万人増やすほか、中国人を主なターゲットに免税店の構成を刷新する。

 ただ、ここに来て影を落としているのがアジアをめぐる政情不安だ。

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