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米GEに会計疑惑 著名専門家が報告書 4兆円損失隠しか

 米著名会計専門家のハリー・マルコポロス氏は15日、米電機大手ゼネラル・エレクトリック(GE)による巨額の不正会計疑惑に関する報告書をインターネット上で公開した。少なくとも380億ドル(約4兆円)の損失を隠匿しているとしている。マルコポロス氏は過去に巨額の詐欺事件を告発したことで知られており、株式市場でも波紋が広がっている。

 GEは15日、報告書について「根拠がない主張だ」とする声明を発表し、疑惑を否定した。

 マルコポロス氏は170ページを超える報告書で、GEが保険事業に関連して将来予想される支払いに備えた引当金を十分に積んでいないと分析。さらにGEが保有する関連企業株の会計上の扱いでも不正があると主張した。不正額はGEの時価総額の4割以上にあたるといい、01年に経営破綻した米エネルギー大手エンロンによる不正会計事件よりも深刻な事態だとしている。

 マルコポロス氏は08年に発覚した巨額詐欺「マドフ事件」を告発したことで有名。15日のニューヨーク株式市場ではGE株が前日終値比で11・3%値下がりして取引を終えた。(ワシントン支局)

     ◇

 ゼネラル・エレクトリック(GE) 1892年に米国で設立された電機事業を中核とする多国籍企業。発電設備や航空機エンジン、金融サービスなど幅広い分野で、世界180カ国以上に顧客を持つ。2018年の売上高は1216億ドル(約12兆9千億円)。

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