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【安倍政権考】「前のめり」農水省のブレーキ役に厚労省 農業輸出拡大へ着々 

 政府は6月、関係閣僚会議(議長・菅義偉官房長官)を開き、輸出拡大に向けた司令塔組織を作り、バラバラだった業務を農水省に一元化する方針を決めた。

 例えば、欧米向けに牛肉などを輸出する際に必要となる食品衛生管理の国際基準「HACCP(ハサップ)」の審査は現在、厚労省が実施しているが、来春には農水省に移管される。

 今回、農水省に特別チームを置くことで省庁間のやりとりを加速し、司令塔への移行に備えて準備を進める考えだ。政府は早期の司令塔設置を目指し、早ければ今秋に予定する臨時国会に新法を提出する構えだ。

菅氏の音頭で奮起

 6月の関係閣僚会議では、各国の食品安全規制に対応するため、約100項目の改善策を盛り込んだ工程表も策定した。海外への輸出条件を満たすため、ハサップで認定された牛肉処理施設を増やすことなども喫緊の課題に挙げた。

 ハサップは食品の原料の入荷から製造、出荷までの全工程で危害要因を予測し、ポイントを継続的に監視、記録するのが特長だ。欧米では農水産物を輸入する際、ハサップ認定された施設での加工を義務付けるケースが増えている。

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