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対中合意「準備できてない」 貿易協議でトランプ氏 9月の閣僚級協議中止も

北京市内にあるファーウェイの店舗=7月30日(AP)
北京市内にあるファーウェイの店舗=7月30日(AP)

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は9日、貿易協議で「中国と合意する準備ができてない」と述べ、9月上旬の閣僚級協議がキャンセルになっても「構わない」と話した。中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への禁輸緩和を撤回する意向にも言及し、対中関係の改善に動く必要性は当面ないとの認識を示した。

 トランプ氏は、ホワイトハウスで記者団に、9月上旬に米ワシントンで予定される閣僚協議が「実現するなら結構だし、実現しなくても構わない」と話した。6月下旬の米中首脳会談でトランプ氏は、貿易協議を再開させ、華為との取引を米企業に禁じた措置を緩和する意向を表明していた。

 華為について同氏は「彼らとビジネスをもうしないと本当に決めた。一切の取引をやめる方がよっぽど分かりやすい」と指摘した。

 米商務省は、安全保障上の問題が生じない汎(はん)用(よう)部品などは、華為への輸出を米企業に許可する検討を進めている。トランプ氏は中国に歩み寄りの姿勢がみられず、緩和方針を撤回する意向を示したとみられる。

 トランプ氏は今月1日、中国からの輸入品すべてに制裁関税を拡大する「第4弾」を9月1日に発動すると表明し、すでに米中両政府間で計画されていた9月上旬の閣僚協議の実施が危ぶまれている。一方、中国は、米農産品の購入停止を発表。米政府が問題視する通貨・人民元の安値を許容する構えをみせ、米中間の対立が先鋭化している。

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