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4~6月期実質GDP速報値、年率1・8%増 3四半期連続のプラス成長 内需主導が鮮明に

記者会見する茂木経済再生相=9日午前、東京・永田町
記者会見する茂木経済再生相=9日午前、東京・永田町

 内閣府が9日発表した令和元年4~6月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比0・4%増で、仮にこの伸び率が1年続いた場合の年率換算は1・8%増だった。個人消費や設備投資など内需が堅調で、外需のもたつきをカバーした。1~3月期(前期比0・7%増、年率換算2・8%増)からは鈍化したが、3四半期連続のプラス成長となった。

 記者会見した茂木敏充経済再生担当相は「内需を中心とした緩やかな回復を示す結果となった」とした上で、「リスクが顕在化した場合には躊躇(ちゅうちょ)なく対策を打っていく」と強調した。

 個人消費は前期比0・6%増。0・1%増だった1~3月期から加速した。新車効果がみられた自動車や5月の気温上昇が追い風となったエアコンの販売が寄与。改元に伴う10連休もサービス消費を刺激した。

 設備投資も1・5%増。建設関連の需要増に加え、人手不足対応の省力化投資が続いた。このほか、住宅投資は0・2%増、公共投資も1・0%増だった。

 輸出は0・1%減。1~3月期の2・0%減から減少幅は縮んだが、低迷が続いた。米中貿易摩擦や中国経済減速の影響があったとみられる。1~3月期に急減して表面上の成長率を押し上げた輸入は、反動もあって1・6%増だった。

 実質GDP成長率に対する寄与度は、輸出から輸入を差し引いた外需は0・3%分のマイナスだったが、内需は0・7%分のプラスで外需の弱さを補った。

 景気実感に近い名目GDPは前期比0・4%増で、年率換算は1・7%増。

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