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ANA、日航が成田~ウラジオストク線開設

全日空(ANA)機と日本航空(JAL)機の尾翼のロゴマーク(古厩正樹撮影)
全日空(ANA)機と日本航空(JAL)機の尾翼のロゴマーク(古厩正樹撮影)
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 全日本空輸(ANA)と日本航空は29日、成田~ロシア・ウラジオストク線を来年に新規開設するとそれぞれ発表した。日露経済協力の進展で貿易や投資が拡大し、ビジネス需要が増えていることに加え、観光客の拡大も見込めるとして開設を決めた。日航は今年3月にモスクワ線を増発、ANAもモスクワ線の新規開設を検討するなど、両社はロシア路線を拡充させる。

 ANAのウラジオストク線は来年3月の就航予定で、日本の航空会社では初就航となる。200席未満の小型機で、週に数便となるもようだ。同社は、国際線事業で「ホワイトスポット」と呼ばれる未就航エリアへの路線拡大を打ち出しており、9月には成田~オーストラリア・パース、10月に成田~インド・チェンナイ路線を新設する。ウラジオストク線はこれに続く拡大計画の一環だ。

 一方、日航は令和2年度の早い段階でウラジオストク線を就航させる。144座席の「ボーイング737-800」で、毎日1往復で運航する。

 両社が相次いでウラジオストク路線を開設する背景には日露経済交流の拡大がある。平成28年に日露両首脳が合意した8項目の経済協力によって、日本からウラジオストクなど、ロシア極東地域への投資や新規事業が拡大し、商談などでの往来が増えている。これまでは韓国・仁川空港経由などが利用されていたが、成田から2時間半程度となる直行便のニーズが高まっていた。

 さらに、ロシアからの訪日観光客の拡大に対応する狙いもある。日本政府観光局によると、今年1~6月のロシアからの訪日客は前年同期比20・4%増の5万5900人と、大幅に伸びている。直行便就航で、ロシア極東地域からの訪日需要を取り込む考えだ。

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