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神戸市 「ヘルステック」で起業支援

神戸市と米500スタートアップスが共同で開いた成果発表会に登壇するヘルステックベンチャー、TーICUの担当者=平成30年12月10日、東京都千代田区
神戸市と米500スタートアップスが共同で開いた成果発表会に登壇するヘルステックベンチャー、TーICUの担当者=平成30年12月10日、東京都千代田区

 神戸市は、医療や介護現場、健康増進などの課題解決を目指す「ヘルステック」分野で活躍する創業初期のベンチャー企業(スタートアップ)や起業家を対象にした事業支援プログラムを始める。ベンチャー企業の持つ高度な技術やサービスの早期具現化を後押しするとともに、国内外の優れたベンチャー企業を神戸に集める仕掛け作りを進め、新たな産業とイノベーションを起こして、地域経済の活性化につなげる。

 「500スタートアップス・コウベ・アクセラレーター・ウィズ・ア・フォーカス・オン・ヘルス」と題したこの起業支援プログラムは米ベンチャーキャピタル(VC)大手の500スタートアップス(カリフォルニア州)との共同で実施。29日から8月31日まで専用のホームページで応募を受け付ける。神戸市以外の国内や海外からの応募も可能で、書類選考、面接審査による20チーム程度に絞り込む。

 選ばれた起業家は、米500スタートアップスでベンチャー企業の育成経験がある専門家との二人三脚で起業家のビジネスプランを実現可能なかたちに磨き上げ、12月16日に予定されている神戸市内で成果発表会に臨む。海外からの参加者には、令和2(2020)年に完成予定の起業支援施設「クリエイティブラボ神戸」に入居費用の一部補助も検討する。

 神戸市と米500スタートアップスは平成28年から過去3回、共同で起業支援プログラムを展開。主にIT(情報技術)分野を中心に56社のベンチャー企業を育成してきた。

 神戸市は20年ほど前から、国内外の医療関連の企業や研究機関をポートアイランド地区(神戸市中央区)に誘致。独製薬大手バイエルが平成30年6月、ベンチャー企業との協業拠点を開設している。遠隔医療に関する技術を開発するT-ICU(兵庫県芦屋市)、医療機器開発のトータルブレインケア(神戸市中央区)など、神戸周辺には多彩なヘルステックベンチャーの集積が始まっている。

 神戸市新産業部新産業課の担当者は「国内外の多くのヘルステックベンチャーが神戸に集まり、地元の企業との交流の機会を増やすことで、新たな技術やサービスをこの街から生み出したい」と話している。

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