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FB通貨リブラに「深刻な懸念」 FRB議長が監督方針

大手フェイスブックが計画している仮想通貨「リブラ」のロゴ(ロイター)
大手フェイスブックが計画している仮想通貨「リブラ」のロゴ(ロイター)

 【ワシントン=塩原永久】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は10日、米交流サイト大手フェイスブックが計画する暗号資産(仮想通貨)「リブラ」について「深刻な懸念がある」と述べた。プライバシー保護やマネーロンダリング(資金洗浄)防止といった課題があることを踏まえ、「(計画を)進める前に懸念が完全に払拭されるべきだ」と指摘。各国と連携して厳しく監督する意向を表明した。

 この日の下院金融委員会での証言で話した。FRBがすでにフェイスブック側と協議を開始したほか、作業部会を立ち上げて米財務省など担当部局と対応策の調整を進めていることも明らかにした。リブラには「消費者保護や金融安定性」の点でも課題があり、計画が「忍耐強く慎重に」検討されるべきだと強調している。

 フェイスブックは27億人の利用者を抱え、実際にリブラの利用が広がれば、金融サービスのあり方に変革をもたらす可能性がある。同社は6月、銀行口座を保有しない人でも簡単に送金できるリブラの構想を発表していた。FRBがリブラに厳しい監視の目を向ける方針を示したことで、来年にも運用を始めたいフェイスブックは慎重な対応が求められそうだ。

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