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えっ、家が喫茶店になる? 自宅焙煎ができる「ホームロースター」が面白い

 山: 「すごい! すごい!」といった感じで、盛り上がっていました。支援していただける人の数がどんどん増えて、金額もどんどん増えていくので喜んでいたのですが、開発を担当している者は不安を感じていました。「本当に大丈夫なのか」「何かあったら、どうすればいいのか」と。ちなみに、私も開発を担当していたひとりでして(汗)。

 土肥: 残念ながら、その不安は的中しました。当初、6月末に出荷すると宣言していましたが、7月末に延期することに。一体、何があったのでしょうか?

マイコンを搭載することで、自動温度設定を実現
マイコンを搭載することで、自動温度設定を実現
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 山: 出荷が遅れた原因は2つあって、1つは想像以上に売れたこと。当初、目標金額の5~6倍集まっても大丈夫と見込んでいたのですが、結果は20倍ほどでした。もう1つは、初めてつくる商品だったこと。試作品をつくるまではうまくいっていたのですが、いざ量産するとなるといくつかのトラブルが生じました。1日に〇〇台はつくれるだろうと思っていましたが、組み立てる工程で予想以上に時間がかかることが分かってきました。

 このほかにも一部の仕様を変更したり、部品が届かなったり。いくつかのトラブルが生じたので、1日の生産量を落とすことに。結果、出荷に遅れが出てしまいました(反省)。

全員賛成の商品は苦戦することも

 土肥: 遅れが生じたことに対し、焦りはありますか?

 山: ものすごくあります。出荷が遅れたことによって、ちょっとした騒ぎになるケースがありますよね。そうした事態を見て、「大変だなあ」と他人事として感じていたのですが、実際に自分がその立場に置かれることになって、とても焦りました。

 出荷時期については、きちんと守れるようにスケジュールを組んでいたのですが、先ほども申し上げたように、想定以上に売れたことと、初めてつくる商品にうまく対応できなかったことがありました。いずれも、こちらの見込みの甘さが原因だと受け止めています。

 土肥: 話はちょっと変わりますが、ライソンはニッチな商品を攻めていますよね。直近でいえば、カップ焼きそば「ペヤング」専用のホットプレートを発売して、話題になりました。「焼きそば」と書いているのに、「焼いていない。じゃあ、焼けることができるホットプレートを開発してみては?」といったアイデアが社内から出てきて、商品化に。ユニークな商品の企画は、どのように進めているのでしょうか?

焙煎終了後、焙煎が進みすぎないように送風を送って、コーヒー豆を冷却する
焙煎終了後、焙煎が進みすぎないように送風を送って、コーヒー豆を冷却する
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 山: ホームロースターは消費者の声を受けて商品化に至ったわけですが、これまでの商品はすべてスタッフの声から生まれているんですよね。では、どのような形で企画が進んでいるのか。みんなが「これ、いいよね」「絶対に売れるよ」といった形で進んだモノは、失敗するケースが多いんです。一方で、1人が「売れる」と思っていても、その他の全員が「絶対にダメ」「誰が買うの?」といった指摘が入るモノでも、成功するケースがあるんですよね。

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