PR

ニュース 経済

【経済インサイド】時価総額「100兆、200兆に」 大ボラ精神、“孫節”が炸裂

 孫氏自身、SBGの成長指標として重視する時価総額については、「100兆、200兆と豆腐を大量生産するかのような規模にしたい。どうせ吹くなら1兆、2兆は誤差だと気持ちよく言いたい。言っているうちにだんだんその気になる。結果で成長すれば勝ちだ」と話した。

 会場は呆気にとられ、その後の質疑応答で、「いろいろ話そうと意気込んできたが、大ボラを実行させる力があったと納得してしまった」とすっかり毒気を抜かれた株主の姿もあった。

 ただ、孫氏は最後に一言付け加えるのを忘れなかった。

 「でも私のホラは本気のホラです」

 株主の間では、株主総会のことを“ファンミーティング”と呼んでいる。5歳から75歳まで、株主の顔ぶれも多彩だ。

 孫氏が「そちらの小さいお子さまに」とマイクを向けると、幼い少年が「1453(株主番号)です」。一瞬会場にどよめきが広がった後、隣にいた男性が「息子は孫さんの大ファンで、会いたくて本社まで行ったこともあります。息子は5歳なのですがこれからどういう勉強をしたらいいかと質問をしたかったが、恥ずかしくて言えなくなったようです」と話した。

 孫氏は「一番興味のあるもの、わくわくするもの、興味を深掘りしていく。そのほかバランスよくいろんなことを勉強する。さらに大事なのは、自分が大人になったら何になりたいのか。一つはっきりとした夢を持つことだ」と語りかけた。

 75歳だという女性株主からは、60代で引退すると公言していることについて、「99歳までできます。百歳になったらゆっくり休んでください。私はあと30年はここに来ます」と叱咤激励を受けた。

 とはいえ、SBGの株価の低迷に不満を持つ株主が多いのも事実だ。

 社外取締役を務めるファーストリテイリング(ユニクロ)の柳井正会長兼社長は「夢もいいが、足元も大事。株主のみなさんに勇気もらって、暴走しますよ」としつつも、「行きすぎないように注意すれば、200兆に近い数字はいける」と太鼓判を押した。(経済本部 高木克聡)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ