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景気動向指数「下げ止まり」に上方修正 5月基調判断 2年7カ月ぶり

大黒ふ頭(大黒埠頭)で輸出を待つ自動車=神奈川県横浜市鶴見区(桐原正道撮影)
大黒ふ頭(大黒埠頭)で輸出を待つ自動車=神奈川県横浜市鶴見区(桐原正道撮影)

 内閣府が5日発表した5月の景気動向指数(速報、平成27年=100)によると、景気の現状を示す一致指数は前月比1・1ポイント上昇の103・2で、2カ月連続で上昇した。自動車関連の好調などが寄与した。事前に定められた基準に機械的に当てはめて決める基調判断は、前月までの「悪化」から、景気後退の動きが下げ止まっている可能性が高いことを示す「下げ止まり」に上方修正された。

 基調判断を上方修正したのは平成28年10月以来2年7カ月ぶりで、下げ止まりの表現を用いたのは25年4月以来6年1カ月ぶり。

 月々の変動をならした3カ月移動平均は0・56ポイント上昇。基調判断を、景気後退の可能性が高いことを示す悪化から下げ止まりに引き上げるためには機械的な基準で0・90ポイントの上昇が必要だが、4月(0・57ポイント)と合計するとこれを上回ったため上方修正となった。

 一致指数を構成する9つの指標のうち、速報で入手できるのは7つ。5月は、鉱工業生産指数、輸送機械を除く投資財出荷指数、耐久消費財出荷指数など5つが一致指数の上昇に寄与した。内閣府の担当者は「生産や出荷が良かったこと効いている」と説明した。

 基調判断は、景気拡大の動きが足踏み状態になっている可能性が高いことを示す「足踏み」が続いた後、今年1、2月には景気が既に後退期に入った可能性を示唆する「下方への局面変化」となり、3月には6年2カ月ぶりに悪化に引き下げられ4月も悪化だった。

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