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渋滞中はスマホ操作もOK ホンダ、自動運転で対応方針

ホンダが欧州や日本で発売を予定している電気自動車(EV)。同社はEVの基本構造の共通化を世界で進める=4日、埼玉県和光市
ホンダが欧州や日本で発売を予定している電気自動車(EV)。同社はEVの基本構造の共通化を世界で進める=4日、埼玉県和光市

 ホンダは4日、埼玉県和光市で次世代技術・サービスに関する戦略説明会を開いた。令和2(2020)年に確立するとしてきた高速道路での自動運転技術では、渋滞時には運転者がスマートフォンの操作などができる「レベル3」に対応する方針を示した。電気自動車(EV)では、電池のパックを床面に敷き詰めた基本構造を世界で共通化してコストを低減する。

 高速道の自動運転については、本線に入った後は自動で走行し、必要に応じて車線を変更。運転者はハンドルから手を離せる。技術開発子会社、本田技術研究所の玉川裕執行役員は「長距離運転の負荷を劇的に低減する」と話した。

 時速50キロ以下を想定する渋滞時には、手動運転に対応できる態勢であれば、スマホを操作したり、テレビを視聴したりすることが可能。一定条件下で人ではなくシステムが運転主体となるレベル3に踏み出す。高速道の自動運転機能搭載車両について、ホンダの八郷隆弘社長は4日、「商品化したい」と強調した。

 一方、EVについては、基本構造の中核となる電池パックを一括開発。その中で使う電池のセルに関しては、EVを生産・販売する地域などによって最適な企業から調達する。基本構造の共通化でセダンやスポーツ用多目的車(SUV)など、さまざまなタイプのEVをつくりやすくなり、開発期間短縮やコスト低減につなげる。

 電池はパナソニックや中国の寧徳時代新能源科技(CATL)などから調達。米ゼネラル・モーターズ(GM)とは北米でのEVで電池を共通化し、「スケールメリットを両社で享受する」(本田技術研究所の松尾歩常務執行役員)という。

 また、ホンダは次世代移動サービス「MaaS(マース)」と、着脱式電池などを活用したエネルギー効率利用を組み合わせた「eMaaS」を推進する方針も表明した。

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