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岡本財務次官留任へ 異例の2年目

岡本薫明財務事務次官(酒巻俊介撮影)
岡本薫明財務事務次官(酒巻俊介撮影)

 財務省が岡本薫明(しげあき)事務次官(58)を留任させる人事を固めたことが15日、分かった。岡本氏は昨年7月、セクハラ問題で辞任した福田淳一前次官の後任として就任。留任すれば財務次官ポストとして異例の2年目となる。今年10月に予定される消費税率10%への着実な引き上げを指揮する。また、予算編成を統括する太田充(みつる)主計局長(59)も留任させる。

 人事は7月前半にも正式に決め、発令する。岡本氏は昭和58年に大蔵省(現財務省)入省。長年、予算編成を担う主計局を中心に要職を務め、官房長や主計局長を歴任した。

 通常、財務次官ポストは1年で交代し、2年目を務めるのは珍しい。最近では、旧民主党政権下で消費税増税法案を成立に導いた勝栄二郎氏が、平成22年7月から24年8月まで約2年間、務めた。

 岡本氏も異例の2年目を務めることで、予算編成の経験と手腕を生かし、円滑な消費税増税や景気後退の回避に向けた環境整備に全力を尽くす。

 また、主計局長に留任する太田氏は昭和58年の大蔵省入省で、主計局を中心に経歴を積んだ。平成29年7月、理財局長に就任し、「森友学園」の文書改竄(かいざん)問題での国会答弁が政権中枢に評価された。

 主計局長には30年7月に就任し、消費税増税に伴う2兆円規模の景気対策を盛り込んだ令和元年度予算案の編成を指揮した。2年度予算案の編成も景気対策や社会保障費の抑制がテーマとなり、太田氏が引き続き実務を担う。

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