PR

ニュース 経済

日産ガバナンス議案でルノーと高まる緊張 3シナリオも選択肢少なく

 一方、ルノー側は、何らかの形で影響力を確保できれば要求を取り下げることもあり得るが、2人選任を「賛成条件」と公言している。関係者の間では、振り上げたこぶしは簡単には下ろせないのではないかとの見方が多い。

 最悪の事態として、議案が否決されれば、日産は改革の再検討を迫られ、ルノーからの度重なる統合要求で緊張が高まっている企業連合の見直しにまで進む恐れもある。

 そもそも、委員の選定は株主総会の議案ではなく総会後の取締役会で決める事項だ。日産関係者は「水面下で調整すべきものをどうして表面化させたのか」とルノーを批判。欧米大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)との統合協議もギリギリまで知らされておらず、ルノーへの不信感を募らせている。

 日産にとってガバナンス改革は「譲れない絶対条件」(西川氏)。西川氏は13日、東京都内で記者団に対し、委員会へのスナール氏ら2人の参加は「直接議論する」と調整へ意欲を示したが、失敗すれば自身の求心力低下も避けられない。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ