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拡大続くESG投資

 投資家の間ではESGへの関心が高まっており、世界の運用資産規模は約6600兆円以上とも試算されている。

 野村資本市場研究所の西山賢吾主任研究員は「機関投資家は、企業が気候変動のような中長期的なリスクに対応できているかを気にしている。日本では、コーポレートガバナンス(企業統治)改革の流れも合わさり、ESG投資が拡大してきた」と話す。

 ESG投資には、さまざまな手段がある。株式を保有する機関投資家は、株主総会での議決権行使や企業との対話活動によっても、ESGの取り組みをチェックする。このほか、社会的課題の解決を目指す事業や企業に投資する「インパクト投資」、外部機関の評価が高い企業を投資対象とする「ESGインテグレーション」など、投資の幅にも広がりが出てきた。

 この数年、成長が著しいのはESG債への投資だ。環境保全対策の資金調達のために発行される「グリーンボンド」の起債額は、2018年に約1308億ドル(約14兆円)と過去最高だった。日本は約41億ドルで中国やフランスに劣後するものの、ESG投資はますます活気づきそうだ。(米澤文)

 ESG 環境(Enviroment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の3つの言葉の頭文字をとったもの。Eではエネルギー使用量削減、Sではワークライフバランスなどへの取り組み状況などが評価項目となり、Gでは社外取締役による経営のチェックが十分なされているかなどが留意点になる。

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