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「貿易摩擦、G20サミットでも議論」 世耕経産相

インタビューに応じた世耕弘成・経済産業大臣=13日午前、東京都千代田区の経済産業省(植村光貴撮影)
インタビューに応じた世耕弘成・経済産業大臣=13日午前、東京都千代田区の経済産業省(植村光貴撮影)

 9日に閉幕した20カ国・地域(G20)貿易・デジタル経済相会議で共同議長を務めた世耕弘成経済産業相は13日、産経新聞の取材に対し、米中の貿易戦争に言及する議長声明を取りまとめたことに関して、「声明で(問題を)明確化したことで、首脳会議でのアジェンダ(議題)になる」と述べ、28、29日に大阪市で開くG20首脳会議(サミット)でも貿易摩擦が議論される見通しを示した。一問一答は次の通り。

 --G20貿易相会議で、名指しこそしていないが、米国の保護主義的な動きと中国の不公正な貿易に懸念を示した

 「全員の賛成が必要な共同声明と、議長の権限で出す議長声明の両方を同時に出した。『貿易をめぐる緊張に関する懸念』と『鉄鋼の過剰生産削減のための努力が必要』という2項目については、一致できなかったため議長声明に回した」

 「ただ、米中にも納得してもらいながら議長声明を出せた。声明に盛り込んだ2項目を継続協議として明確化したことで、サミットでも議題になる」

 --議長国として自由貿易の重要性を訴えた

 「共同声明で反保護主義という言葉は入らなかったが、(貿易や投資環境で)『自由で公平』だとか『透明性』『予測可能』の実現に努力すると書いた。反保護主義の項目を全部かき集めて盛り込めた」

 --デジタル経済の拡大で規制の在り方も問われる

 「共同声明で、信頼性のある自由なデータ流通(DFFT)という概念や、電子商取引(EC)のルール作りを進めることを打ち出した。サミットでは『大阪トラック』として、世界貿易機関(WTO)のEC交渉を後押しすることを首脳レベルで宣言することを目指したい」(大柳聡庸、飯田耕司)

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