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農水省所管の官民ファンドが赤字92億円 出資先が破綻

 農林水産省が所管する官民ファンド「農林漁業成長産業化支援機構」の累積赤字が平成30年度末時点で約92億円に膨らむ見通しとなったことが10日、分かった。農産物の海外販路開拓を目指して出資した先の企業が昨年秋に破綻し6億円の損失を出すなど、累積赤字の拡大に歯止めがかからない状況が続いている。

 支援機構は農林水産業の振興を図る目的で25年に官民共同で設立された投資組織で、出資額は国が300億円、民間企業が19億円。これまでに143件の出資を行っているが、投資実績は計画を下回り、29年度末時点で約64億円の累積赤字となっていた。

 30年度は、国産のブランド農産物の海外販路開拓を手掛けていた出資先企業の「食の劇団」(東京都)が破綻するなどした影響で、さらに約28億円の損失が加わる見込み。この会社への出資を担当した役員は今月下旬で支援機構を退任するが、退職金約1400万円は満額支払われる予定という。

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