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山形銀行、3月期決算は増収減益

 〈山形〉山形銀行(山形市)が13日発表した平成31年3月期決算(単体)は、経常収益が前期比11・8%増の404億600万円、経常利益は同20・3%減の50億7900万円と増収減益だった。

 日銀のマイナス金利による余波とそれ以前の既存の低金利による影響が色濃く出た決算で、貸出金利息収入は同0・9%減と微減ながら176億6400万円だった。銀行本業の利益を示すコア業務純益については、経費削減と営業努力により、同9・1%増の63億1700万円と3年前の水準を確保した。

 貸出金は同1・6%減の1兆7077億円、預金残高も同0・2%減の2兆3228万円ながら、昨年初めて達成した預貸金残高4兆円台を2年連続で維持した。

 会見で、日銀のマイナス金利政策についての見解を問われ、長谷川吉茂頭取は「マイナス金利を直してもらわないと収益は出ない」などと述べ、日銀の低金利政策の撤廃を求める考えを示した。また不良債権処理額が昨年に比べ倍増したことについては「突然死(突如として起こる倒産)が仙台市と東京都内の上場企業であり、不良債権処理額が昨年より倍増した」と説明した。

 また新業務としてサービスを開始したスマホ決済「やまぎんPayB」は、サービス時の平成30年4月は77件だったが、31年4月には、3295件と42倍に増えたという。だが長谷川頭取は、「新たなサービスとして始めたが、それほど増えることはない」と述べた。

 その上で「山形県の経済がどういう方向に向かっていくのか。東北全体が道州制に向かっていくと決めれば、そういう流れに沿った動きが出てくると思う」などと述べ、山形県内の産業政策などに方向性が見えていない点を指摘した。

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