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トランプ政権、中国からの全輸入品に制裁関税準備 13日に公表 大阪G20での米中首脳会談「可能性高い」

企業家と交流するトランプ米大統領(左)と中国の習近平国家主席=2017年11月、北京(ロイター)
企業家と交流するトランプ米大統領(左)と中国の習近平国家主席=2017年11月、北京(ロイター)

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は12日、「中国が約束を破り、再交渉しようとしたことを忘れるな」とツイッターで述べ、中国への制裁関税を強化する方針を強調した。クドロー米国家経済会議委員長は同日、6月の日本での20カ国・地域(G20)首脳会議の際、米中首脳会談が実現する可能性が「恐らく十分ある」と述べ、対立打開に向けた米中協議の再開に期待を示した。

 米政府は10日、中国からの輸入品2000億ドル(約22兆円)分への追加関税引き上げを実施。トランプ氏はツイッターで、貿易協議で合意済みの約束を覆したとして中国の姿勢を批判した。 中国からの輸入品が米国内で値上がりすると見込まれ、米国の事業者からは懸念が高まっている。トランプ氏は、輸入業者が商品を「米国で製造すればよい」と述べ、制裁強化の方針を正当化した。

 トランプ政権は、さらに3000億ドル規模の中国産品に対する制裁関税適用の準備を始めた。米通商代表部(USTR)が13日に詳細を公表する予定。実施されれば米国は中国からの全輸入品に高関税を課すことになり、対立激化は必至だ。

 一方、米政権で経済政策を担当するクドロー氏は、米FOXテレビで「(米中の)協議は続いている」と指摘。中国政府がライトハイザー米通商代表らの代表団を北京に招請していると明らかにした一方、次回の具体的な交渉日程は「決まっていない」と語った。6月下旬に大阪市で開かれるG20首脳会議で、トランプ氏と中国の習近平国家主席が会談する可能性が高いとし、対立打開に向けた中国側の対応を「見守る」と語った。

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