PR

ニュース 経済

世界経済、問われる日本の調整力 G20、大阪へ地ならし

 米連邦準備制度理事会(FRB)が年内の利上げを見送る方針を示し、資金流出の圧力が弱まる新興国は歓迎している。ただ、政策金利が低水準に抑えつけられれば利下げ余地は限られる。景気悪化時に実施する財政、金融政策の「政策余地が乏しい」(国際通貨基金のラガルド専務理事)との問題点も指摘され始めた。

 「比較的、思い描いていた方向に議論が進んでいる」

 会議の旗振り役となった日本政府の同行筋は、日本が重点課題と位置づけた議題の進展に自信をみせた。

 政府は、貿易摩擦の根底にある経常収支の不均衡への対処や途上国で質の高いインフラ整備を進めるための仕組み、インターネット通販といった電子商取引を対象としたデジタル課税などで参加国の合意形成を急ぐ。今回は6月に福岡市で開く財務相・中銀総裁会議やサミットに向けた論点整理の位置づけで共同声明の採択は見送った。(ワシントン 塩原永久)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ