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佐賀空港貨物運で自動運転実験 全日空、東京五輪までに実用化

豊田自動織機が公開した、無人で乗客の荷物用貨物を牽引する「トーイングトラクター」の試作車=26日、佐賀市の佐賀空港(大坪玲央撮影)
豊田自動織機が公開した、無人で乗客の荷物用貨物を牽引する「トーイングトラクター」の試作車=26日、佐賀市の佐賀空港(大坪玲央撮影)

 全日本空輸と豊田自動織機は26日、乗客の荷物を載せたコンテナを航空機まで運ぶ特殊車両「トーイングトラクター」の自動走行実験を佐賀空港(佐賀市)で実施した。トーイングトラクターの自動運転実験は国内で初めて。全日空は佐賀空港を空港業務の先進拠点の実験場と位置づけ、自動運転のほかロボットを使って荷物をコンテナに搭載する技術などの実験を平成31年度に実施し、来年の東京五輪・パラリンピックまでの実用化を目指す。

 実験では、豊田自動織機の開発したトーイングトラクターを使用。カメラやレーダー、衛星利用測位システム(GPS)など自動運転のためのシステムを導入した車両内で、運転者が自動運転のスイッチを入れると、カメラが前方にある障害物や路面の状態を検知して、GPSの位置情報を元にプログラミングされた通りに走行した。

 全日空は先進技術の活用で空港の地上支援業務の人手不足対策を進める考え。佐賀空港では、すでに2月から手荷物など重量物の運搬作業をする社員の負担をアシストする「ロボットスーツ」を実用化した。着陸した航空機を動かすための特殊車両を遠隔で操作する実験も4月以降実施する。

 26日に佐賀空港で会見した全日空の清水信三専務執行役員は「(実験中の)多くのものを東京五輪・パラリンピックまでに実用化して(全国の空港に)展開したい」と見通しを示した。

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