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デサント、東京五輪控え競争厳しいスポーツ市場

「DESCENTE TOKYO」の店舗・ロゴ=14日午後、東京・神宮前(酒巻俊介撮影)
「DESCENTE TOKYO」の店舗・ロゴ=14日午後、東京・神宮前(酒巻俊介撮影)

 デサントを取り巻くスポーツアパレル業界は、スポーツウエアを普段着として着る「アスレジャー」市場の拡大や、来年の東京五輪・パラリンピックなど大型スポーツイベント開催によるビジネスチャンスを迎える。ただ、世界での競争環境は厳しい。伊藤忠商事との関係悪化が続けば、デサント自身のビジネスにも影響が及びかねず、早期の問題解決に迫られている。(大島直之)

 デサントは今後、ベースとなる日本市場での事業基盤固めに加え、巨大市場である中国、東南アジアでの事業拡大が喫緊の課題となる。現地メーカーも台頭する中、デサントは近年、堅調に売り上げを伸ばしてきた「デサント」などの自社ブランドで、これまで以上にスピード感を持ったブランド浸透や販売拡大への施策が求められる。

 デサントが特に注力しようとしているのがシューズ事業だ。昨秋に韓国・釜山へ設けた研究開発施設や、2015年に買収した、山道を走るための「トレイルランニングシューズ」を手がける英イノヴェイトの技術やブランド力を活用し、スポーツ衣料と並ぶ柱事業に育てようとしている。

 ただ、デサントを取り巻く環境は、国内外の競合がしのぎを削る激しい競争が続いている。売上高規模で30倍のナイキ、20倍の独アディダスは、世界中で巨額のマーケティング費用を投じて「アスレジャー」市場を開拓している。

 また、シューズ市場でもデサントがどこまで伸ばせるかは未知数だ。国内メーカーのアシックス、ミズノとも近年はランニングシューズの売り上げを伸ばしてきたものの頭打ちの状態。日本では海外勢に攻め込まれ、欧米でも伸び悩んでいる。トレンド変化の激しい市場で勝ち続けるのは容易ではない。

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