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伊藤忠、デサントに協議促す 和戦両様 経営陣刷新も視野

 だが、TOB開始後4回にわたって行われた伊藤忠とデサントの交渉は対立の構図を変えるには至らなかった。このため伊藤忠は、6月の定時株主総会を待たずに臨時株主総会を招集し、株主提案でデサントの石本雅敏社長を含めた経営陣を刷新することも想定しているもようだ。

 この場合、カギとなるのが伊藤忠以外の株主の動向だ。新たな取締役選任案を議決するには議決権の過半数の賛成が必要で、伊藤忠の40%だけでは完全に主導権を握ることはできない。今後、他の株主から議決権を委ねてもらう「委任状」の争奪戦に発展する可能性もある。

 デサント株の約7%を保有する第2位株主の中国スポーツ用品大手、安踏体育用品(アンタ)はかねて関係が深い伊藤忠との足並みはそろっているとみられる。ただ、過半数を確保するにはさらに多くの株主の賛同が必要で、伊藤忠にとってはより明確な経営戦略を他の株主に示すという課題も浮上しそうだ。

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