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ルノー新会長来日 日産、三菱自首脳と連携強化を確認

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来日したルノーのジャンドミニク・スナール会長=14日午後、羽田空港(佐藤徳昭撮影)
来日したルノーのジャンドミニク・スナール会長=14日午後、羽田空港(佐藤徳昭撮影)

 フランスの自動車大手ルノーのジャンドミニク・スナール新会長が14日、来日し、企業連合を組む日産自動車の西川(さいかわ)広人社長、三菱自動車の益子修会長兼最高経営責任者(CEO)と東京都内で会談した。3社の連携を強化する方針を確認したが、今後の日産会長人事や日産との資本関係見直しでは、手ごわい交渉相手となる見通しだ。

 会談は2時間程度、食事をしながら行われた。終了後、西川氏は記者団に「今の関係を安定化させることが課題で、オペレーション(運営)のあり方を中心に話した」と説明した。益子氏は「アライアンス(企業連合)を強化して成功させることを改めて確認したほか、意思決定の迅速化などについて話した」と強調。空席となっている日産の会長人事は話題にならなかったという。

 両氏は15日にもスナール氏と会い、日産や三菱自の幹部を紹介する予定だ。

 日産とルノーは当初、逮捕、起訴されたカルロス・ゴーン被告(64)の解任をめぐり判断が分かれ、不協和音が生じていた。しかし、ルノーが1月下旬、ゴーン被告を事実上解任して新体制に移行したのを契機に、日産側も関係改善に動いた。ルノーが求めていた臨時株主総会を4月8日に開催し、スナール氏を日産の取締役に選任する方針を決めた。

 ルノー筆頭株主のフランス政府は、スナール氏が日産会長に就任することを求めているとされる。14日の会談は友好的なムードだったというが今後、両社の綱引きが本格化する可能性が高い。日産側に「不平等だ」(幹部)という認識があるルノーとの資本関係見直しなど、火種は多い。フランス政府の信任が厚く、3社連合でルノー側の“窓口”になるスナール氏と強固な信頼関係を構築できるか。会談は3社連合の将来にとって重要な意味を持ちそうだ。

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