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私鉄各社、「有料」を強化

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 首都圏の私鉄各社が、特急列車などを活用して東京都心と郊外の通勤・帰宅向けの有料着席サービスを強化している。500円程度の特急料金で、満員電車に乗る苦痛が回避できるとあって、時間帯によっては満席で運行するなど高い乗車率を誇る。私鉄各社は収益拡大が期待できるとみて増発に乗り出した。

 西武鉄道は、新型特急「ラビュー」を、池袋と西武秩父(埼玉県)を結ぶ「特急ちちぶ」などに投入。各座席に電源コンセント、車内Wi-Fiを用意する。ラビューは従来の特急「ニューレッドアロー」より約4%多く乗客を収容でき、同社の後藤高志会長も「収益の拡大に貢献する」と期待を寄せる。

 京王電鉄は昨年2月から、「京王ライナー」の運行を夕方から夜間にかけて、新宿駅発の下り線だけで始めた。平均8割超の乗車率と好調で、今月22日のダイヤ改正では朝の通勤時間の上り線でも新設する。

 東武鉄道は、3月のダイヤ改正で池袋と小川町(埼玉県)を結ぶ座席定員制列車「TJライナー」で、平日夕方の下り便を1本増やす。同時にこれまで座席は指定できない「着席整理券」方式だったのを、各社と同様に「座席指定券」に変更した。

 昨年12月に東京急行電鉄が始めた、7両編成の急行で1両だけ座席指定車とする「Qシート」は、ダイヤ変更なども少なくて済む。

 混雑解消のニーズに応えたい私鉄としては、「有料座席サービスが現実的な対応になる」との評価も高く、同様のサービスが広がる可能性がある。

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