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KYB、通期100億円赤字へ 免震・制振データ不正で引当金

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相模原市のKYB相模工場(寺河内美奈撮影)
相模原市のKYB相模工場(寺河内美奈撮影)

 油圧機器大手のKYBは13日、平成31年3月期の連結最終損益が100億円の赤字(前期は152億円の黒字)になるとの見通しを発表した。従来予想の42億円の赤字から下方修正した。免震・制振装置の検査データ改竄(かいざん)問題に絡み製品保証引当金を積み増したことで赤字幅が拡大する。

 また、営業損益の見通しも120億円の赤字(前期は208億円黒字)と、従来予想(18億円の赤字)から下方修正した。一方、売上高は、主力の自動車向け緩衝器などの需要が堅調なため前期比5・7%増の4160億円に据え置いた。

 今回、データ改竄に伴う製品交換工事や補償の費用は織り込んでおらず、改竄問題の業績への影響はさらに膨らむ見通し。1月には防衛省向けの航空機関連部品の代金を過大請求していたことも明らかになっており、違約金なども今後計上する。

 同時に発表した30年4~12月期決算は、売上高が前年同期比6・1%増の3069億円、最終損益は157億円の赤字(前年同期は119億円の黒字)。

 27年に発覚した東洋ゴム工業の免震ゴムの性能偽装問題では特別損失が1千億円を超える事態となった。

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